注文住宅の予算はどのくらい?金額別の建築イメージも紹介!

公開日:2023/08/09

一生に一度になるかもしれない戸建て住宅は、注文住宅にしたいと憧れる人も多いのではないでしょうか。注文住宅が予算内に治るのか、建築費用や土地代などかかる予算を考えていると心配になる人もいるでしょう。注文住宅の予算の相場や価格帯、金額別の魅力的な注文住宅デザインについて紹介します。

注文住宅の予算の相場とは?

注文住宅を建設するために必要な予算には、項目がいくつかに分けられます。項目の中には建物の工事費以外にも、土地購入費や税金、各種手数料などが含まれます。相場を知っていると予算を決める時にも役に立つでしょう。

土地購入費と住宅建築費の割合を知ろう

国土交通省によると、土地の購入費用を建築建設費用を合わせた金額の全国平均は4,606万円です。ただし土地単価の高い都会、東京や名古屋、関西圏では平均5,359万円となっています。

地方でも駅から近かったり県庁所在地など便利なところは、土地の価格が高くなる傾向があるので、希望地域の平均額を参考にしましょう

土地代を除く注文住宅の予算相場を知ろう

土地を除いた注文住宅の予算の平均額は、全国では3,168万円、三代都市圏では3,883万円と言われています。

土地の費用に比べると建て方を工夫すれば予算を削りやすいですが、せっかくのマイホームを長期間快適に過ごすのであればある程度の費用は必要です。費用を工夫できる場所としては、デザイン料や設計をメーカーや工務店に依頼をすることをおすすめします。

予算に合わせて理想の家を実現!注文住宅の価格帯

土地の購入費を除いて建築費用としてかけられる予算を、価格別に紹介します。予算によってどのような注文住宅が建てられるのか、特徴を説明していきます。

予算1,000万円台の注文住宅

予算を抑えたい人は、予算1,000万円の注文住宅から検討する人が多いでしょう。建築費用が1,000万円台の家はシンプルで、延べ床面積も地域によって差がありますが90㎡〜110㎡とコンパクトの提案をされることが多いです。家の設備も最新式というよりも最低限のシンプルな機能が付くという感じになります。

また、大手のハウスメーカーやハイセンス住宅を専門とする工務店だと予算に収まらないことが多いので、低価格で注文住宅を建築できることをセールスポイントにしている工務店に依頼する必要があるでしょう。

予算2,000万円台の注文住宅

注文住宅の予算2,000万円は予算1,000万円よりも単純に予算が倍もあるので、家の設備も部分的ではありますが、こだわりのあるものを採用できます。有名な建築会社に依頼したり、高気密断熱を使用した家を建築することは難しいようです。

延べ床面積は110〜120㎡程度の広さの家を建てることができます。依頼する会社にこだわりたかったり、気になるプランを追加したかったりする場合は、延べ床面性を狭くするなどの工夫をしてみましょう。

予算3,000万円台の注文住宅

建築費用の平均と言われている予算3,000万円を建築費用に出せるのであれば、選択肢は広がります。延べ床面積も120㎡〜130㎡まで広い家も可能で、展示場などでよく見る大手ハウスメーカーにも依頼が可能です。

家の設備も自分のこだわりを取り込むこともできる、高いグレードのものを選べるでしょう。建売住宅ではできないデザインも3,000万円の予算が必要と考えておきましょう。

金額別に選ぶ、魅力的な注文住宅デザイン

予算がある程度決まったところで、予算別に建築できる魅力的な注文住宅のデザインを解説していきます。

予算1,000万円台の家でできること

予算を平均よりも安く済ませるためには、家のグレードや材料、設備オプションを最低限にする必要があります。特徴としては必要スペースをシンプルにまとめた家にして、大きな平屋やスタンダードな2階建が可能です。平米が限られるため、4人住まいが最大人数になるでしょう。

予算2,000万円の家でできること

少し予算を高められると、それだけ魅力的な注文住宅を建てることができますね。ファミリー世帯では一軒家を建てるにあたり、中堅のハウスメーカーではこだわりの部分を選んでオプション追加ができる相場となっています。

一般的なファミリー層の戸建てであれば、ある程度住みよい注文住宅が建てられます。部屋数は2LDK〜5LDKと家族で1人ずつの部屋を確保することも可能になっていきます。子供が成長することを想定した建築ができるといいですね。

予算3,000万円の家でできること

3000万円の注文住宅となると、大手人気ハウスメーカーの仕様にすることも可能です。また一部の仕様をアップグレードしたり、オプションとして設備を追加することもできる予算となります。

一般的なファミリー向けの住宅やこだわりを実現する家が可能なことが、最大の特徴です。家の性能とデザイン性の両方を叶えたい人や、完全分離・一部共有部分となる二世帯住宅を建てたい人におすすめです。

まとめ

今回は注文住宅における相場の考え方や、予算別の注文住宅の建築イメージについて解説しました。注文住宅はオリジナルで設計することができるので、予算を上げられるのであれば、その分グレードアップできます。

しかし、建築費用以外に土地購入費用や工事費などの諸経費もあるので、そこを踏まえた上で予算の配分を考える必要があるでしょう。また、注文住宅のメリットを存分に生かすのであれば、建築費用に3,000万円程度の予算を計上できるといいですね。

【三郷市】注文住宅メーカー比較表

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