注文住宅で予算オーバー!削れるところ・削らないほうがよいところとは

公開日:0202/01/15 最終更新日:2023/09/01

注文住宅の建築時に自分や家族の希望をすべて盛り込んだら、予算オーバーしてしまうことはよくあります。ここでは注文住宅を建てる際に予算をオーバーしてしまう原因、削減ポイント、削らないほうがいいところと予算調整のポイントなど、注文住宅を建てる際に知っておくと役立つ情報をご紹介します。

注文住宅で予算オーバーする原因

予算オーバーの原因としてまず挙げられるのは「どんぶり勘定」です。住宅の建設は数千万円単位になってくるので、普段なら躊躇する「30万円」という数字が安く感じてしまいます。

ふだん5万円のものを購入するには勇気が必要ですが、15万円と20万円の商品の差額を「大した金額じゃない」感じるのが家づくりのこわいところです。この差額でワングレード上の商品にできるならそれで、となりがちです。

家づくりの最中は金銭感覚がおかしくなっている自覚をもって、家族とも話し合い冷静に判断しましょう。次に優先順位が明確でない場合です。広い床面積、最新の設備などすべてを希望通りにしようとすれば、予算はどこまでも膨らんでいってしまいます。

「絶対に譲りたくない部分」と「妥協してもいい部分」をはっきりとさせておくことが、最初に決めた予算内で家づくりをするポイントになります。家づくりについて、知識が足りないことも予算オーバーの原因になります。

相場よりも高い金額で契約してしまったり、高い金利の住宅ローンを選んでしまったり、使えるはずの補助金を申請できなかったりと、知識不足は無駄な出費につながってしまいます。家づくりを始めると決めたら、関係する本を読んでみたり、YouTubeやSNSを見てみたりなど知識をつけるよう動きましょう。

ちなみにインスタグラムなどで素敵な住まいを発信しているアカウントはありますが、なかには素人が適当なことを発信しているケースもあるので、補助金などの情報は必ず管轄する国や自治体などの情報を確認するようにしましょう。

自分には不必要な設備をつけてしまう原因になることもあるので、情報に踊らされず自分に照らして判断することも忘れないようにしましょう。

注文住宅で予算オーバー時の削減ポイント

予算オーバーしてしまったときに削減できるポイントはいくつかあります。まずシンプルに延床面積を減らすことを検討してみましょう。大手のハウスメーカーであれば一坪あたり60~80万円の坪単価なので1坪減らすことができれば、数十万円のコストダウンにできます。

寝室や子供部屋のサイズは適切か、廊下を減らせないか、ベランダは不要ではないか、収納は多すぎないかなど、1坪を減らせる部分がないか確認してみましょう。広すぎる家は掃除も大変です。次に考えてほしいことは建物の形状をシンプルにすることです。

1階と2階が同じ形の総2階は、最も使用する資材が少なく建築コストを抑えることのできる形です。シンプルな形状の家はメンテナスも楽なので、修繕費用を抑えることにもつながります。外側をシンプルにしたぶん内側にお金をかけることも検討してみるといいでしょう。

間取りをシンプルにする、つまり部屋数を減らすのもおすすめです。ドアや壁の数を減らすことでコストを抑えることができます。部屋にするのではなく仕切りをつくるなど検討してみてください。住宅設備は最新のもの、グレードの高いものを選びたくなりますが設備類の寿命は10年程度です。

すべて型落ちのものにする必要はありませんが、設備についても優先順位をきめて、食洗器だけはミーレをいれるけど他のものは標準仕様にするといった調整をしましょう。

削らないほうがよいところと予算調整のポイント

予算がオーバーしても削ってはいけないものがいくつかあります。まず住宅性能です。具体的には断熱材などです。住宅性能に関する部分を削ってしまうと、実際の暮らしが快適でなくなるうえにメンテナンスや日々の光熱費が高くついてしまいます。

住宅性能にこだわって、静かで夏は涼しく冬暖かい省エネな家にしたほうが、満足度の高い住まいになります。もうひとつは外壁です。安い外壁材に変えたことで塗り替えが必要なタイミングが早まり、結果としてコスト高になるリスクがあります。

外壁の塗り替えには100万円前後の費用がかかるので、長期的な視点でコストパフォーマンスのいいものを選ぶことをおすすめします。優先順位の高いこだわりだけは削らず残すことで「やりたいことが全然できなかった」という思い出にならずにすみます。

夫婦それぞれの「これだけはやりたい」というオプションは削らずないほうがいいでしょう。部分的に施主支給をすることで、費用を抑えることもできます。水回りはできる限り一か所まとめたほうがコストダウンできます。

まとめ

家づくりは決まった予算内で建てる必要があるので、あきらめなければならない部分は必ず出てきます。どの部分を削るのがベストか、こちらで紹介した内容も参考にしながら冷静に判断してください。我慢ばかりの家づくりではつまらないので、優先順位の高い要望は叶えつつ、妥協できる部分を探してみて理想の家づくりにつなげてください。

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